2025/10/31(金) up
【有限性がもたらしてくれるもの・・・】
お礼が遅くなってしまいましたが、皆さん、心温まるバースデーメッセージ、ありがとうございました。
40歳過ぎてから、“残り時間(有限性)”をすごく意識するようになりました。
「残された時間で自分はいったい何をしたいのか?何ができるのか?何をすべきなのか?」
という問いがよく浮かんできます。
悲観的な意味ではなく、今までより自分の人生・将来について深く考える機会になってる感じです。
まさにキャリア教育!
キャリア教育が一番必要なのは、僕らみたいなおじさん・おばさんだということを、
身をもって感じています。
「有限(性)」って少しマイナスなイメージを持ちますが、
モチベーションや時間の密度を高めてくれたりする・・・不思議な言葉ですね。
そして今日はハロウィン。
昨日、ドラキュラに仮装した愛息に
「パパが小学生の頃は、ハロウィンでどんな仮装してたん?」
と聞かれたのですが、そもそもハロウィンで仮装するなんて習慣が
無かったことを伝えると、衝撃を受けてました。
ハロウィンで仮装するのが当たり前になったのなんて、ごくごく最近?
(少なくとも自分が社会人になってから)
こんなやりとりをしていたら、また未来がちょっと明るく思えてきました。
「世の中は変えられない」なんてことはなく、新しい“当たり前”や“習慣”“文化”は創っていける…
この1か月の仕事でも、新しい当たり前は創れるんだってことを、たくさん体感させてもらいました。
金沢市立額中学校のデジタル科アドバイザー、福井県勝山高校のコンサル、
大野高校の探究アドバイザー、鹿児島県生徒向け探究ワークショップ、
門真市立四宮小学校・東大阪支援学校の伴走、福井大学教職大学院の
カンファレンス、Nits(教職員支援機構)の全国マネプロ研修、
金沢大学での教員養成(公民科教育法)講義、社会教育主事講習などなど、
いろんなところで10年前からは考えられない学びあいの場が…
さあ今年もあと2か月…
有限性を意識しながら楽しんで頑張ろ~
(最近写真を撮らなさ過ぎて、教え子同士の結婚式のものを拝借。
教え子同士は今までもあったけど、テニス部同士は初。
最高に心温まる結婚式でした 改めておめでと~
それにしても、画像加工の質が…)


2025/10/04(土) up
【継続できる時ってどんな時?】
気づけばもう10月…
起業7期目も、半分過ぎたんだ…
三日坊主・飽き性・意志薄弱な僕が、なぜ続けられているのか?
改めて考えてみた。
やっぱり、自分の意志で「続けている」のではなく、
「続けさせてもらっている」という言葉の方がしっくりくる。
「教員最後の教え子たちとした約束」
「うちの会社に依頼してくださる方々の思い・願い」
「子どもたち・先生たち・大人たちの変容」
「自分が予期・予想していないものに出会う(予定調和じゃない)」
こういうものがあるから、「続けよう」と思わせてもらえてるんだと思う。
だから内面だけじゃなく、自分の周りの環境設計って本当に大事!
この1か月も「続けよう」って思わせてもらった楽しい仕事がたくさんありました。
まずは宮崎県DX事業の教員研修で宮崎へ。
この事業の凄いところは「DXの本質・本丸は探究」というスタンスなところ!
DXって、ハード面とかテクニカル・ハウツーに飛びつくところ多いんだけど、
それが本質じゃないってみんな気づいてて、長時間がっつり楽しく
協働探究させてもらいました。
宮崎ホント最高!(鳥レバー、美味すぎ…)
(ナッシー好きには堪らん空港に巨大なアローラナッシー)
(てか、なんでこんなに宮崎、スナック多いの?)
他にも福井あわら中学校の生徒向け探究研修、福井丹生高校の生徒向け探究サポート、
福井勝山高校のコンサル、奈良聖心中等教育学校のスクールポリシーづくりのサポート、
大阪四宮小学校のコンサル、北陸の先生方向けの探究オンラインサロンなどなど、
たくさん「続けたいな」と思わせていただきました。
皆さんが「継続」できている時ってどんな時ですか?どんな工夫してますか?
ぜひ会った時に聞かせてください。(特に僕と一緒で意思が弱めの人)
さあ残り半年も楽しんで頑張ろ~
(chatGPTの画像加工、毎回予想を裏切ってくれるからおもしろい!これ誰?)





2025/09/07(日) up
【明るいかも・・・】
前回の投稿がお盆前だったので、もう1か月たってるのか・・・
この1か月、「未来って明るいかも」と思わせてもらえる事がたくさんあって、
何をピックアップしようか、いつも以上に悩む・・・
いつも通り、思いついたものを挙げていこう。
じゃあ勝山高校と大聖寺高校の職員研修から。
両学校とも起業した頃から関わらせてもらっているんだけど、
5年前とは全く違う景色が目の前に広がってる。
まず勝山高校。
今回は、若手の先生が「どう伴走すれば、もっと子どもたちの探究の
質を高められるか?」という悩みを題材に自主研修を企画。
強制ではなく、自由参加の研修なのに、世代を問わず多くの先生方が参加し学びあう。
しかもこれが珍しい光景ではなく、ごく普通の日常の風景として、先生たちも捉えている・・・
学びあう・対話しあう・課題を共有し協働探究する文化が着実に耕されている・・・
大聖寺高校の職員研修も同じように、先生方が“本音”の悩みや課題を共有、
対話しながら解決に向けて協働探究。
研修という非日常だからやっているのではなく、先生たちがいつも通りと
捉えている・・・
さっきあえて“本音”と“”をつけて強調したのは、学校や先生方にとって、
「不都合な真実」もたくさん悩みの中に含まれていたから。
「キレイごと」が極端に少ない!
これ、個人的にはホントすごいことだと思う。
ちゃんと先生方が「不都合な真実」に向き合わないと学校が良くならないって思ってたり、
自分たち人間の弱さも職場の中で出しあい・助け合える環境があるから、
みんなで「不都合な真実」に向き合えてるんじゃないかな・・・
この2つの学校の先生方の姿を見て、改めて「学校教育の未来も明るいんじゃないか」
って思わせていただいた。
繰り返すけど、5年前は2校ともそんな状態じゃなかった。
文化はすぐに創れない!
スーパーティーチャーがいれば創れるという訳ではない。
素晴らしいコンテンツや手法、外部人材を活用すれば創れる訳でもない。
ゆっくり、じっくり、あきらめずに少しずつ巻き込んで、
少しずつ日常に落とし込んで、文化を耕してこられたんだと思う。
本当に頭が下がる。
もちろん、この2校以外にも楽しいお仕事が、この1か月にはたくさんありました。
香川県藤井学園のコンサル、福井大学教職大学院夏季集中講義、
北陸の先生方向けの探究オンラインサロン、社会人向けの研修など盆明けから超ハード・・・
そういえば、今の会社の仕事で香川県は人生初!
教員1年目から3年目までを過ごした香川での仕事、自分の教員人生の
振り返りがめちゃくちゃはかどる。
(いろんな黒歴史も同時に思い出しました)
他にも、人生で初めて映画館を貸し切ってのワークショップを
させていただくなど、ちょっと情報量が自分でも多いので、
皆既月食でも見ながら落ち着いて振り返りしよう!
(でも天気悪そうやし、観れないか…)
さあ、今年も残り4か月。 楽しんで頑張ろ~
(懐かしの瀬戸内海、丸亀城!
ただ相変わらずAIの画像加工には心をえぐられる~)





2025/08/11(月) up
【たまらんな…】
1年の中の最繁忙期の1つ、7月後半~8月前半を、今年も何とか乗り切れました~
この1か月弱の間に、金沢市立額中学校、福井県立丹生高校、金津高校、美山中学校、
奈良聖心中等教育学校、鹿児島県教育委員会探究イベント、福井大学夏季集中講義、
金沢大学公民科教育法講義などメインの学校教育のお仕事に加え、社会教育主事講習東ティモールの行政官向けファシリ研修などなど盛りだくさん!
中学生、高校生、大学生、先生、社会人、外国人…
実に多様な人たちなんだけど、本当に共通することが多い。
悩んでいること・葛藤・課題感とかは特に…
切り口や表現は違うんだけど、本質的には共通する…
なんか不思議な感覚になる…
こんな生まれた環境や生い立ち、置かれてる状況が違うのに、
なんでこんなに共通すること多いんだろ?
同じ人間なんだから当たり前やろって言われたらそこまでなんだけど、
“奇跡”のように感じるのなんでやろ?
たまらん感覚…
たまらんといえば、この1か月、有り難いことにたくさん卒業生たちと
飲む機会があった。
何人かの卒業生が僕との思い出話で
「「前田健志」これが俺の唯一の肩書や」
って僕が言ってたことを教えてくれた
(覚えてない・・・めちゃくちゃ恥ずかしい・・・20代の自分、恐るべし)
今は絶対こんな表現しないと思うんだけど、たぶん「「○○である」ことより
「何をするか」が大事」ってことが言いたかったんやと思う。
気持ちは同じでも、表現が今と全然違う。
昔の自分と今の自分の「同じ」と「違い」!
両方たまらんな(黒歴史多くて恥ずかしいけど…)
さあ、明日から短い夏休み~
今年の夏休みは今までの夏休みと比べて、
どんな「同じ」と「違い」があるんだろ?
楽しんで充電して、また18日から頑張ろ~
(ChatGPTの画像加工、もはや原型を留めてない…
いくら良く加工してもらっても、原型を感じないと嬉しくない~)





2025/07/20(日) up
【探る時間 ~最初から価値を感じてた?~】
早い・・・あまりにも早い・・・
前回投稿してから、もう1か月・・・
「光陰矢の如し」
1回書いてみたかっただけです…
この1か月、石川県立七尾東雲高校・金沢市立額中学校・福井県立勝山高校・
勝山市立南部中学校・中部中学校・門真市立四宮小学校・東大阪支援学校・
奈良聖心中等教育学校などメインであるいつもの学校のお仕事に加えて、
福井大学ラウンドテーブル・社会教育主事講習などなどシーズンならではの
仕事も加わり、「今年もアツい超繁忙期がきた」って実感しながら、
毎晩冷たいビールを流し込んでます。
酔っぱらったついでに「「光陰矢の如し」の、語源なんやろ?
なんで矢に例えたんだろう?」ってふと気になって調べてたら、
ことわざとしての由来が定かではないこと・矢は一回放つと元に
戻らないことが時間と本質的に共通することや、「志を失うべからず」という
続きがあることを初めて知りました。
時間はあっという間に過ぎるから、自分の夢や目標に向かって時間を有意義に・・・
でも、「有意義かどうかの自分の判断軸って何なんだろう?
自分が無価値だと決めつけているその時間は本当に価値がないのか?・・・」
問い直しが始まり、さらに酒が進む・・・
いろいろ考えていたら、たまたまリビングにあった絵本が目に飛び込んでくる。
ヨシタケシンスケさんの『つまんない つまんない』
「なんでつまんないのか?」「せかいいちつまんない遊園地ってどんな遊園地?」
って考えてたら、「つまんない」が「おもしろくなった」という素晴らしい絵本。
もちろん最初から価値があるものもあるけど、一見価値が無いと思われるものに
価値を見出していく・創っていくって、自分にとってはめちゃくちゃ価値がある・
有意義な時間。
(個人的な経験では、一見価値がありそうに見える見栄えのいいモノの方が、
あとあと価値を感じなくなる時多いかも・・・)
最初から価値がその場にあるのではなく、みんなで価値を創っていく。
これって結構自分が大事にしている「志」かも・・・
酒がすすむすすむ~
「光陰矢の如し」を調べて、こんなことを考えるなんて、
調べる前の自分は全然想像してない。(ただの酔っ払い)
こういう深い意味もなく探り問い直す時間が、今までの自分が考えもしなかった
ところに連れてってくれる。
これからも忙しくても深い意味もなく探り問い直す時間も、ちゃんと作ろう。(飲もう)
「世の中の大事なことってたいていめんどくさいんだよ」って宮崎駿も言ってるし…
豊かさとは?公正とは?… これからも問い直していこう。
さあ8月末までの超繁忙期! 楽しみながら頑張ろ~
(相変わらず、画像加工、微妙…)





2025/06/21(土) up
【それって本当に新しい??】
本当に「あっ」という間に、前回の投稿から1か月が経ってしまいました・・・
(今日、ほんとに「あっ」って声にだしてしまって、書き出しました。)
この1か月も、福井県立勝山高校・大野高校・奈良聖心中等教育学校・
鹿児島県教育委員会探究ワークショップ・福井大学教職大学院・
Nitsのマネプロ研修・金沢大学・北陸BC探究オンラインサロンなど、
メインである学校のお仕事に加えて、菊川町公民館インクルーシブワークショップ・
石川観光創造塾や三和物産でのファシリテーションワークショップなど、
学校以外での楽しい学びあいのお仕事もあり、ヘロヘロになりながらも
刺激的な時間を過ごさせていただきました。
どのお仕事でも、よく「新しい○○」という言葉を耳にします。
「新しい学び方」「新しい学力観」「新しい研修観」「新しい協働の在り方」
「新しい組織の在り方」…
学校であれ、学校以外の組織であれ、「新しい○○への転換」みたいな
文脈をよく目にするのですが、いつもいい感じでモヤモヤっとします。
「何が新しいんだろう?本当にそれって新しいんだろうか?なんか自分的には
全然新しく感じないのは何でだろうか?」みたいな感じで思考が始まります。
少し具体化していくと、例えば今、学校では「新しい学び方・学力観」
「探究」という言葉をよく耳にしますが、全然新しく感じない自分がいます。
もちろん僕も昭和生まれなので、当然学校で「総合的な探究の時間」なんて
やったことない。
だけど、探究のプロセスって、人間としてめちゃくちゃ自然な営みだし、
古代ギリシャのソクラテスの頃の学び方とか、もっというと、マンモスとか
オオツノジカとか追いかけてた人類たちも「どうしたらもっと獲物がとれるかな?」
「何を着たらもっと体が暖かくなるかな?」って探究してたと思うし、
そう考えると「新しい学び方・学力観」じゃなくて「超古い学び方・学力観」。
今出てきている「新しい」ものたちも、「実は全部超古い学び方・考え方」
なのかもしれないって考えると、なんか面白くなってきた。
探究とかファシリテーションとか、そういった言葉はもちろん“新しい”かも
しれないけど、本質的には“超古い”、もっと良い言い方をすると、
“めちゃくちゃ人間らしい”ものだと考えると、めっちゃいいな、
と思う今日この頃です。
“新しい”ものに出会うたび、「これって実はめっちゃ古いんじゃない?」
って考えるだけで、面白くなったり、抵抗感が無くなったりしそう。
さあ、繁忙期と猛烈な暑さでバテ気味だけど、“新しい”も“超古い”も
楽しみながら頑張ろ~
(写真、AIに漫画風に加工させたら、毎回老けて加工されるんだけど…)





2025/05/23(金) up
【ハードルと縛り】
GW明け、忙しすぎてサボってしまったので、償いとして2回分まとめて書き綴っておきたいと思います。
(「楽しみに待っているんだからサボらず書いて」と何人かからご連絡いただいたので、
頑張って楽しんで書きます。ほんと、こういう方がおられるから3日坊主の僕が新着情報の
アップを6年も続けられています。・・・ありがたや)
今月の仕事も、福井金津中学校・勝山北部中学校・金沢市立額中学校・
福井勝山高校・仁愛女子高校・東大阪特別支援学校・門真市立四宮小学校・
金沢大学・福井大学教職大学院などなど、多様な校種・多様なエリア・
新規とリピート入り混じり、多くの“違い”と“同じ”から楽しく
学ばせてもらいました。
今月はいつもより「初めまして」の学校さんが多かったので、初めて伺がった時によく感じることを、
2点ほど言語化しておこうと思います。
1点目は「“借り物のことば”が作り出す心理的ハードルの高さ」です。
「探究」とか「学びの個別最適化」とか「DX」とか、そういった抽象的な言葉に対する“得体のしれない感”が、先生方の心理的ハードルをめちゃくちゃ上げているんではないか、とよく感じます。
でも自分の経験に照らし合わせて具体的に考え、自分の言葉(自分語)で紡ぎ、それを周りの同僚の先生たちと語り合うだけで、心理的ハードルはぐっと下がるんじゃないかな。
例えば先生たちが「探究の価値」とかを、よく使われるような借り物の言葉ではなく、自分の経験から語りあい・聴きあっている姿を観ると、みなさんどんどん「探究」に対する理解が深まっていっているように感じます。
“具体と抽象の往還”ってやっぱ大事・・・
2点目は「“求められていること”“すべきこと”の縛りの強さ」です。
もちろん“求められていること”“すべきこと”に応えるのも大事ですし、これに応えようとする人が多いのは、先生方が真剣に仕事に取り組んでいる証でもあると思います。
ただ、求めに“応える”以外にも大事なことがあると個人的には思います。
なので、“自分は○○したい”“自分は○○が大事だと思う”という自分からのベクトルを最初に存分に出してもらうようにしています。
「したいことを熱く語る先生方」の姿を見るたびに、未来が少し明るく思えるのは僕だけでしょうか?
そういえば先日、「自分が価値を感じていることを他者に伝える」というワークをしていた時、ある先生が「社会を学ぶ価値」を“万博”を使って熱く語られていました。
『もちろん社会を学ばずに万博にいっても、珍しい物・技術がたくさんあるだろうし楽しめると思う。けど、社会を学んでから万博にいくと、教科書に載っているような課題に対して今どのように各国が取り組んでいるのか、教科書の続きを楽しめたり、自分のその国に対するイメージや固定観念を打破できたりして、違った楽しみ方ができる。楽しみ方が増えたほうが、人生面白くない? 「○○ができるようになるために学ぶ」のもいいけど、純粋に「楽しみが増える学び」って良くないですか?』
個人的にはすごく共感しました。
「社会課題の解決のために必要なことを学ぶ」「世の中で求められる人材になるために学ぶ」もいいと思いますが、こればっかりだと正直僕はしんどい・・・
「楽しみを増やす学び」「純粋に学びを楽しむ」って、少なすぎないかな?
でも今気づいたけど、どっちも「幸せ」に向かう学びという点では同じか・・・
いい感じでモヤモヤしてきました。
自分もこうやって一旦、言語化することで、
色々整理できたり、新しい問いやモヤモヤが
でてきたりして、また次の原動力になる。
さあ、今月も残りわずか… 楽しんでがんばろ~
(最近、全然写真撮ってない…無さすぎなので、
GW中の縄文土器創りと城・石仏巡りの写真を…)





2025/05/02(金) up
【なぜそんなに人間に関心があるのか?
(問われたことを改めて考えてみたシリーズ①)】
暖かいのか寒いのか、ようわからん日々が続いていますが、
皆さんは体調を崩されてないでしょうか?
あんまり体にはよろしくないのかもしれませんが、
僕は、この「ようわからん」天候が結構好きです。
なんかすごく人間っぽさを感じる時間なんですよね…
なんでこんな話をしたかというと、4月後半も大阪府立いちりつ高校・
奈良聖心中等教育学校・勝山高校・福井大学教職大学院など、
いろんなところで子どもや大人の皆さんと楽しく学びあったんですが、
「なんでそんなに人間に関心があるんですか?」って何度か聞かれたからで、
ここで改めて考えて簡単に言語化してみようと思います。
・同じ人間なのに、自分の想像の範囲外のことが人それぞれに必ずあるから
・「キレイな面」と「ダーティーな面」が入り混じっているから
・合理性を好む面がある一方で、非合理的な面があるから
・意味が無いものを排除しようとする一方で、無意味なことも好んでするから
・人間のことがわかりそうになる瞬間があるけど、やっぱりわからない部分が
必ずのこるから(「宇宙」が好きな理由と同じ)
・「人間終わってるな」って思うこともあれば「人間捨てたもんじゃないな」って
思えることもあるから
(特にツライことや出来事に触れると、しばらくは「終わってるな…」って
沈むんですが、それで終わらない出来事も必ずくること)
まだまだたくさんありますが、とりあえずこの辺で…
改めて考えても、ほんと人間って不思議な生き物だ…
冒頭の天候の例に戻ると、ハッキリした天気って、スカッとはするんだけど、
なんか物足りない感じがするんですよね。
「ハッキリ・スッキリばかりだとモヤっとする」
自分で書いてて笑いが出てきました。
そういえば、仕事でも「キレイなこと」や「ただしいこと」ばかりだと、
自分は違和感を感じたりモヤっとしたりすることもあるんだけど、
たぶん「人間らしさ」の不足でそう思うんだろうな…
改めて、これからも「人間らしさ」に寄り添いながら、人間らしく
楽しんで仕事をしていきたいと思った今日この頃でした。
さあ、GW明けたらめちゃくちゃ忙しくなるし、ちゃんと休んでから楽しんで頑張ろう~





2025/04/15(火) up
【年縞】
新年度なので、少しいつもと違ったテイストで…
みなさん、福井県年縞博物館って行かれたことありますか?
10年以上北陸に住んでいながら行ったことが無く、この春休みに初めて行き、
もうめちゃくちゃ心を揺さぶられました。
恥ずかしながら知らなかったのですが、博物館の目の前の水月湖湖底には、
約7万年分の年縞が残っており、年代を特定する「世界標準のものさし」として
活用されているそうです。
1年も欠けることなく、毎年毎年堆積して縞をつくっていって、7万年分・・・
その7万年分の年縞が博物館に飾られているのですが、
圧倒的な長さ(約45メートル)・・・
年縞ってどこの湖でも残っているわけではなく、水月湖の特殊な環境だからこそ
7万年分も残っている・・・
そしてこの年縞のおかげで、世界のいろんな過去の出来事の年代が特定できている・・・
すごすぎる・・・
それにしても、なんでこんなに自分が感動したんだろう?って改めて考えてみると、
地球の歴史を垣間見るというスケールの大きさや大自然の凄さを感じたというのも
もちろんあると思いますが、それ以外にも人生に重ね合わせながら
観ていたからじゃないかな・・・
7万年分45メートルの年縞も、1年分はわずか0.7mm(平均)
1年分だけ見てもよくわかりませんが、その1年1年が積み重なって、
年縞という非常に価値があるものになっている。
自分は今までどんな縞を積み重ねてきたのか?
これからどんな縞を重ねていくのか?
死ぬとき、どんな縞模様になっているのか?
目の前の年縞が自己の振り返りと展望を促してくれたのかなと思います。
教員として13年、楽しい学校コンサルタントSecondは7年目。
新学期が始まり忙しくなってきましたが、一つ一つの仕事を楽しみながら
丁寧に積み重ねていきたいと、改めて思いました。
重ねるといえば「探究スキマラジオ」も20回目がアップされています。
1回から20回まで続けて聞いてくださった方に教えていただいたんですが、
回を追うごとに私たちも成長(変容?)していっているんだそうです。
(まとめて聞かないと気づけないので、まだ自分は気づいてない)
一応の最終回だったんですが、リクエストのコメントもいただいたので、 https://youtube.com/#20
何かしらの形で続きができたらと、勝手ながら思っております。
さあ、今年度も楽しんでがんばろ~





2025/03/31(月) up
【6から7へ】
関西出張三昧の慌ただしい年度末を過ごし、気づいたらあと数時間で新年度!
なんと起業7年目に突入します・・・
自分が一番アンビリーバボー!!
2024年度も本当にたくさんの子ども・先生・大人の皆さんと楽しく学びあえました。
本業の学校コンサルだけでなく、昨年度は、大学の講義を持ったり、
Podcast(「探究スキマラジオ全20回」)をしたり、楽しく学びあえる教材
(「①自分を掘るペアワークブック」「③教科の視点で広げるワークブック」)を
創ったり、1年通じてTeacher’s Barを開いたり、色々チャレンジさせていただきました。
学校教育だけでなく、社会教育・社会人教育のお仕事も年々増えてきました。
大人が楽しく学んでいる姿を見るのは、子どもたちにとって
めっちゃ教育効果が高い!(自分の経験上)
7年目も「自分がしていることは本当に子どもたちのためになっているのか?
今の自分に何ができるのか?子どもたちが親世代になったときに、
どんな世の中になっててほしいか?」という起業の時・教員の時から
変わらない問いを常に持ちつつ、楽しみながら頑張りたいと思います。
2025年度も有り難いことに、学校伴走のお仕事、既にたくさん
ご依頼いただいておりますが、それ以外にもオモシロイチャレンジも
いくつかする予定なので、またお知らせします。 https://youtube.com/#18
そういえば「探究スキマラジオ」の第18回・第19回が公開されています。
(第20回まで収録済みなので、20回までは確実に世に出ると思います)
ただ、大好きな現場(学校)に戻りたい欲求が年々強まってきて、
この欲求に負けてしまいそうになる時があるので、そんな時は
「お前、何のために起業したんや?」って諫めていただけると助かります。
ほんと皆さんに支えられた6年間でしたが、来年度もよろしくお願いいたします。
さあ2025年度も、楽しんで頑張ろ~ https://youtube.com/#19





2025/03/14(金) up
【「別れ」の先に・・・】
ようやく暖かくなってきて、テンション上がり気味になってきました。
ただ気温だけでなく、感情的にも揺れ動くのが春。
異動の話、新たな決断の話・・・
「別れ」を意識すると、それまで共に過ごした時間の振り返りが
無条件に始まり、多くの気づきと何とも言えない気持ちがあふれてくる。
でもそれで終わりじゃなくて、この後どんな再会や交錯があるのかを
想像したりして未来に想いを馳せたり、自分のこれからの展望を
再考察する時間がくる。
「別れ」はつらいけど、実り多き振り返りと展望の時間をくれるものでもある。
「別れ」の後が大事なのは、ほんと色んなことに当てはまる気がする。
例えば2月末の福井大学ラウンドテーブル!
(前回の投稿で書けなかったので、書き残しておきます。)
200名近くの小学生から大人までが「居心地とは何か?」
「誰にとっても居心地のいい学校は創れるのか?」を考え、楽しく学びあった。
一期一会の素敵な学びの場なんだけど、一番素敵だったのは、会本番が終わってからの話。
「あ~楽しかった」で終わらず、「どうやったらこういう学びの場を、
自分たちが所属しているところで創れるか?どうやってデザインしているのか?」
という質問が多くの参加者からあり、参加者自身が「学びの場」の
創り手としてのアクションを起こそうとする兆しがたくさん見られたこと。
「別れ」の後が大事なのは、普段の自分のコンサルの仕事でも同じ。
今月前半も、金沢高校・勝山高校・金津高校・金津中学校・
あわら中学校・福井義務教育学校・企業向けなど色々伴走の仕事を
させていただいたけど、大事なのは仕事を一緒にした後の時間。
一緒に過ごした時間の気づきや学びを、どれだけ「別れ」の後の
「日常」に落とし込んでいってもらえるか・・・
これ相手を子どもに置き換えれば、教員の仕事もおんなじ。
大事なのは「別れ」のあと子どもたちがどう生きるか。
3月という別れの季節に、大事なことを再確認させてもらいました。
一期一会の場と言えば、Teacher`s Bar 今月もやります!
しかも今回は久々のリアルなので、お楽しみに~ https://youtube.com/#16
(気づいたらBarやりだして1年過ぎてました)
あとラジオも第16回「探究の年間計画のデザイン(後編)」
・第17回「学校のDX化」も配信されているみたいです。
最近、教育業界じゃない人から「ラジオ聞いてます」とか言われたり、
めっちゃ前に作ったツッコミカードとかワークブックがまた注文が入りだしたり、
Udemyの「大人の学びあい」動画視聴が600人超えたりと、 https://youtube.com/#17
意図していないところで色々反応があったりして、おもしろい。
「別れ」もあれば「出会い」もある!
そういえば、この前、前勤務校のOB戦あって、めっちゃ楽しかったな…
みんなオモロイ大人になってた。
「別れ」も「出会い」も大事にしながら、今まで通り楽しんで頑張ろ~






2025/02/28(金) up
【いろいろあるけど、やっぱ人間を信じる・・・】
今月後半は青森⇒宮崎⇒福井⇒金沢の日本横断出張。
パンタグラフの故障で東北新幹線が止まるわ、大寒波の影響で飛行機遅れるわ、
乗心地も完全にジェットコースターだわ、移動の道中は散々だったけど、
何とか全日程無事終了。
過酷な道中だったけど、どのお仕事もほんと学び多き時間だったので、
備忘録として書いときます。
まずは青森から…
去年も呼んでいただいた青森県立七戸高校で、教員向け探究研修と
生徒向け探究研修の2本立て。
去年は教員研修だけだったけど、先生たちがぜひ子どもたちにも
会ってほしいということで、子どもたちとも楽しく学びあいました。
一番印象的だったのは、先生方の「この子ら、こんなに考えたり動いたり
発言したりできるんだ・・・。もっと子どもを信じなきゃな・・・」
という振り返りの言葉。
似たような言葉は管理職の方からもよく聞きます。
「うちの職員・社員、こんなにできるんだ・・・
自分がこれを引き出せてなかったんだな・・・もっと信じないと・・・」
どうしてもバイアスかかってしまったり、「こんなもんやろ」と思い込んで
しまったり、信じることが怖くなったりするのも人間としての一側面。
だからこそ、いろんな側面が見られるような環境設計が重要だということを、
自分自身も改めて感じた、先生方の言葉でした…
次は極寒の地から、同じ日本とは思えないほど暖かい宮崎へ。
(そら2月でこんなに温かかったら球団キャンプするわな)
宮崎では県主催の「ひなたDXフォーラム」のモデレートのお仕事。
DXハイスクール指定校の先生方の実践を深堀りし、
会場の参観者のみなさんと
「何のためのDXか?」「子どもたちにどう育ってほしいのか?」
「どんな学校にしていきたいのか?」などの問いに向き合い、
楽しく学びあいました。
(会場の質問から対話が深まったり、参観に来られてた文科省の方にも
突然マイクを振って対話に参加してもらったりして、完全に台本の無い
その場のそのメンバーでしかできない本音ベースの楽しい学びあいに
なりました。
YouTubeで配信されてるらしいので、よろしければチェックしてみてください)
個人的に印象深かったのが、宮崎県教委の先生の振り返りの言葉。
「DXハイスクール事業は子どもや先生方の「やりたい」を実現していくための手段。
このDXフォーラムも、それぞれ各学校で頑張っている先生方が繋がり、どんどん面白いことを生み出していくコミュニティづくりが一番の目的。
点と点が繋がり、線や面になっていくことを支えるのが、教育行政の仕事だと思ってます。今日はいろんな点と点が繋がる場になっていたのでめちゃくちゃ良かったし、これからも支え続けたいと思います」
僕の中での「教育委員会」像がアップデートされ、教育行政においてコーディネート力がいかに大事か、痛感させられた瞬間でした。
実際にフォーラム本番中、高校の先生方から「困ったり悩んだりしたときに、教育委員会に気軽に相談できて、本当に助かったし、1歩前に踏み出せた」という本音の発言もあり、休憩時間の先生方と委員会の方のやり取りを観ていても、信頼関係が築けているのが明らか・・・
宮崎でほんと明るい未来を見せてもらった気がしました。
やべ・・・思い出しながら興奮して書いてたら、まだ福井ラウンドのこと
書いてないのに、長文になってしまった・・・次回に回そう・・・
次回といえば(?)、探究スキマラジオの第14回・第15回が公開されています。
(もう15回になったんだ・・・なんか信じらんない) https://youtube.com/#14
テーマは「探究の年間計画の立て方」
(毎度のことなんですが、台本無しで、たのしくトークしてたら、
1回で終わる予定が3部作になってしまった)
2月のことを書き終えてないけど、明日から3月!
色んな感情が芽生える温かい春がくる。
いろいろあるかもしれないけど、変わらず楽しんでがんばろ~ https://youtube.com/#15







2025/02/14(金) up
【有り難し・・・】
先週末は北陸で先生方向けの探究イベント「「やらされ探究」を
見直そうの会~その探究は、本当に探究ですか?~」に登壇。
大雪にもかかわらず、約30名の先生方が参加してくださった。
有り難や・・・
福井・石川・富山のいろんな高校の先生方と、「やらされ探究」について
“子ども目線”“自分の具体的な経験”“自分の感じている探究の価値”や
“人間らしさ”をキーワードに、楽しく学びあった。
いつも思うけど、この先生方の活き活き学びあう姿、
ぜひ子どもたちにも見てほしい・・・
これ教育効果めっちゃ高いと思うんだけど・・・
(懇親会も楽しすぎて、気づいたら深夜2:00…帰りのタクシーも雪にはまり、
深夜の雪かきで酔いが完全に醒めてしまいました。
でもこんな時間にタクシーがちゃんといてくれてたのが、有り難し・・・)
有り難いといえば、大学で教員養成の講義を受けた学生が、
僕の本を読んでくれていたみたいで、そこでの学びをFacebookに
書いてくれているのを発見。
「ああ、こんなことを考えていたんだ、こんな学びをしてたんだ」と
いうことを垣間見ることができ、感無量・・・ほんと有り難い・・・
1つ1つの出来事は些細なことだけど、こういう小さな事がつながっていけば、
何十年後は楽しく学びあえる人が今よりめっちゃ増えるんじゃないかな?
派手なこととか、ドラスティックなこととかしなくていい・・・
ゆっくり・じっくり、あせらず・おごらず、大事にしなきゃいけないことを
変わらず大事にしながら・・・
こんなことを改めて感じた2月前半でした。
そういえば、2月前半も「探究スキマラジオ」が2本アップされています。 https://youtube.com/#12
最新回(第13回)は、以前、リスナーの方からリクエストがあり、それに
お応えして「探究と調べ学習って何が違う」について楽しく語り合っています。
さっそくリスナーの方が聞いてくださったみたいで、コメントの書き込みが
すでにありました。これもほんと有り難い・・・
さあ来週は青森⇒宮崎⇒福井と超過酷スケジュール・・・
(多分、起業して最も過酷な日程じゃないかな・・・)
天候もまた悪くなるみたいだけど、楽しんで頑張ろ~ https://youtube.com/#13





2025/01/31(金) up
【どれだけ気づけるか、楽しめるか・・・】
関西出張から北陸に帰ってきたら銀景色。
めっちゃ人の歴史を感じる奈良と、
自然の厳しさや美しさをめっちゃ感じる北陸。
移動大変だけど、こういった違いを楽しめるのも出張の醍醐味。
どちらの方がいいというわけではなく、違いがあるからおもしろい。
そして意外なところで同じ(共通項)もあるから、なおおもしろい。
毎度思うことだけど、これって普段の子どもたちや先生たち・大人との
学びあいでもマジで一緒。
「違い」が時として軋轢を生んだり、「同じ」が同調圧力を生んだり
することもるけど、楽しさや学びを生む「違い」「同じ」はそれ以上に
たくさん転がってる。
(心に余裕がなくて、気づけてなかったり、楽しめなくなったりするときもあるけど)
今月下旬も、丹生高校の生徒向け研修、勝山高校の職員向けファシリ研修、
奈良聖心中等教育学校の探究カリキュラムづくりの支援、
福井大学教職大学院生や義務教育学校の生徒の伴走、金沢大学で
公民科教育法の講義など、たくさん学びあいをさせてもらったけど、
楽しい「違い」と「同じ」が無数にあった。
「違い」と「同じ」といえば、1月17日付の神戸新聞さんと紀伊民放さんに、
12月の防災ワークショップ、素敵な記事にしていただいて、
北陸には売っていないのでわざわざ郵送してくださいました。
(両新聞社さん、改めてありがとうございます)
両記事を見比べると、震災に対しての「同じ」強い想いと、それぞれの味のある
地域性の「違い」を感じて、これまたすごく学びになる。 https://youtube.com/#10
行動は違うけど、想う気持ちは同じって個人的にはめっちゃ大事だと思う。
(昨年、神戸・紀伊田辺に伺ったとき、どちらともすごく能登のことを想って、
それぞれ行動してくださっていることも、強く感じました)
こういう1つ1つの小さな出来事が、事務所の引っ越し作業もあって
ヘロヘロだった1月の僕に、たびたびエネルギーを注入してくれました。
(おかげさまで、事務所移転、本日完了いたしました) https://youtube.com/#11
さらに元気が出るような出来事も。
ポッドキャスト「探究スキマラジオ」が最初の大台の第10回を迎え、
今週第11回も公開されているんですが、視聴者の方からコメントで
リクエストをいただきました。
やっぱり、こうやって反応があるのは本当にうれしいし、元気出ますね。
第12回までは収録終わってしまっているので、第13回以降に
取り上げさせていただきますので、お楽しみに〜
さあ明日から、2月。
2月25日は1月やれなかったTeacher’s Barも再開します。
(1月、実は教育行政版の“教育委員会Bar”をシークレットでやっていたので、できませんでした。
また詳しい情報をオープンにできる日がきたら、お知らせしますね)
2月も小さな「違いと同じ」に1つ1つ気づきながら、楽しんで頑張ろ~
(壁一面のホワイトボードだと、ワークショップ最中に正座になることが判明!
本人自覚なしw写真見て気づくww)






2025/01/18(土) up
【学びを実感している子どもたち…】
一昨日から鹿児島へ。
鹿児島中の高校生が集まる県の探究イベントで、ワークショップ、
プレゼン審査、ポスターセッション、表彰式とまじで盛りだくさん!
ワークショップでは300人を超える高校生たちと、
「何のために探究するのか?」「そもそも探究って何なん?」
「よりよく生きる(探究)ために大事にしたほうが良いことってなんだろう?」
とかをみんなで考えた。
人数多いから、めちゃくちゃたくさんの“同じ”と“違い”が溢れて、もう最高!
(もう少子化とか嘘みたいに感じるほどの人口密度)
プレゼン・ワークショップも、自分事の心動かされるもの、
全然想像だにしてなかった角度からのアプローチなど、時間を忘れるくらいオモシロイ…
1番印象深いのは、多くの高校生が探究してると壁にぶちあたったり、
自分が分かっていなかったことに気づいたり、そういった学びのプロセスや学びを
実感してることを自分の言葉で丁寧に語ってること…
「中間報告なんで、どんどんダメ出し下さい!」
ポスターセッションでも、どんどん自分からオーディエンスを呼び込み、
学ぼうとしてる…なかなかお目にかかれない光景!
鹿児島やべーな…未来は明るい…
表彰式以外はほんと楽しかった。
(表彰式で人を表彰するなんて人生初だったので、緊張しまくって
賞状読み上げでカミカミ!まじで台本通りに話すの苦手だ…)
さあ、暖かく温かった鹿児島でエネルギー充電できたから、
北陸帰って楽しんで頑張ろ!
2月7日に北陸でも楽しそうなイベントに登壇しますので、
北陸の先生方よろしければお越し下さい〜
あと探究スキマラジオも再開し、もう第8回・第9回と
公開されてますので、よろしければ〜
(毎週水曜日、アップされていくみたいです) https://youtube.com/#8
今回は先生方のお悩みでもよくお聴きする「評価」についです〜 https://youtube.com/#9







2025/01/06(月) up
【原点回帰 + 脱皮 = 】
明けましておめでとうございます!!
(去年は言えなかったので、2年分の思いを込めて)
今年はいい年にしたい・・・今まで以上に強く思った3が日でした。
そして今年の初仕事は1月5日から、例年と同じく
福井教職大学院の冬季集中サイクル。
院生の皆さんと対話し、実践を振り返りながら展望を拓いていく。
いつもこのプロセスで、自分の休みボケの脳が
活性化されていくことを強く感じます。
「自分はなぜこのように感じ、考えるのか?」
「いつからそんな風に考えるようになったのか?」
「そもそも、自分は何がしたかったのか?」
「今していることは、目的に適っているのか?」
「今後、自分はどうすべきなのか?何ができるのか?どうしたいのか?」
etc…
今までもさんざん考えてきた問いですが、また改めて問い直すことで、
どんどん自己理解が深まっていき、今まで描いていた展望も
ブラッシュアップされていく・・・
これってなかなか、1人ではできないんだよな~
他者がいるから、自己省察が深まる。
みなさまのおかげで、合同会社楽しい学校コンサルタントSecondも
今年、7年目に突入します(何度も言いますが、アンビリーバボー・・・)
そして、今年蛇年で「脱皮」ということで、さっそく今月、
事務所を引っ越しします。(ほんとは蛇年全然関係ない。笑)
場所はなんと、2年前まで事務所だった平和町のアパートの部屋の真上(2階)・・・
なんという運命・・・
「初心、忘れるべからず=原点回帰」+「脱皮=新たな挑戦」= 新しい事務所で!
みたいな感じで、今年も今までと同じく楽しんでがんばっていきます。
事務所移転以外の挑戦については、順を追ってまた投稿していけたらと思います。
今月・来月と通常業務に加えて引っ越し作業も加わるので、バタバタして
皆様にご迷惑をおかけするかもしれませんが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!!
皆さんにとって良い年になりますように・・・



2024/12/27(金) up
【一生忘れることのない1年・・・】
今年最後の仕事は、和歌山県串本町で、紀南のいろんな高校生・
先生と一緒に楽しく探究ワークショップ!
(オンラインハイブリッドで神戸の高校生も参加)
(串本町は本州最南端で、この前民間ロケットを打ち上げようと
していたところ。めちゃくちゃ海がきれいで、人柄やお酒も最高に
いいところでした。絶対また来ます!)
阪神・淡路大震災からもうすぐ30年、能登半島地震からもうすぐ1年と
いうことで、「防災」を題材に、みんなで協働探究。
みんなものすごく能登に関心を持ってくれていて、ワークショップでも
めっちゃいいアイデアをいっぱい出してくれた。
あと、ワークショップ終わった後に高校生が「この後、自分の学校に戻って、
この学びあいを広げていきます」と言ってくれた時、涙出そうだったけど、
ちゃんとガマンできました…
紀南から金沢までの約6時間の電車の旅の中で、この1年を
振り返ってたけど、ほんといろいろありすぎて、時間が全然足りない・・・
ただ、間違いなく言えることは、この2024年は一生忘れられない年で、
今までで一番色んな人に支えてもらいながら、乗り越えた1年。
本当にありがとうございました!
来年は、自分が一番信じられませんが、起業7年目に突入。
その前に、師走、突っ走ってきたので、明日からしばし休憩します。
(また3日から、仕事再開いたします。)
みなさん、よいお年を! https://youtube.com/#6
2025年もどうぞよろしくお願いいたします。
p.s
PODCAST探究スキマラジオの第6回・第7回「課題設定のコツ(前編・後編)」も
公開されているので、アドレスを貼っておきますね。
ゆるゆるとコタツでお酒飲みながらでも聞いていただければ幸いです。 https://youtube.com/#7





2024/12/15(日) up
【大人の学びあいを観た子どもたちは・・・】
今月前半は関西出張三昧。
中でも印象深かったのが神戸の公立高校での探究のワークショップ。
保護者にも開放されていて、わが子の学年でもないのに、
参加してくださっていて、子どもたちと一緒に学びあい。
しかも、子どもたちに負けないくらいめちゃくちゃ面白い
アイデアとかも出てきて大興奮。
大人が楽しく学びあってる姿を観る機会って、
案外、子ども達無いんじゃないかな?
こういう姿を観て「大人って(仕事って)大変やし、めんどくさそう」
じゃなくて「大人(仕事)って楽しそう、大人になってもこういう学びがしたい」
って思ってくれる高校生もたくさんでてくるのでは・・・
あと、神戸にくると、いつも阪神高速の根元がボキっと折れて、
高速からバスが落ちかかっている映像がフラッシュバックするんだけど、
今の神戸の姿は本当に勇気もらえる。
あんな、とてつもない状態だったのに、よくここまで復興・発展したな・・・
少し未来に希望が湧いてくるような気持ちにさせてもらえるのが、神戸!
この1年、精神的にめちゃくちゃ支えてもらった気がする。
他にも、今月前半は楽しいお仕事で、いっぱい支えてもらいました…
・神戸市立須磨翔風高校の探究ワークショップ
・中学生による福井ラウンドテーブル企画づくりの伴走
・金沢高校のブラッシュアップ研修のサポート
・奈良聖心中等教育学校の探究カリキュラム作りのサポート
・福井大学教職大学院の週間カンファレンス
・金沢大学の公民科教育法の講義 などなど
そういえば、年末に登壇する防災探究イベントが近づいてきました。
神戸会場・和歌山会場の2会場あるので、申し込みまだの人はぜひ~ https://youtube.com/#4
(僕は神戸会場と思いきや和歌山会場からワークショップします。)
あと「探究スキマラジオ(Podcast)」第4回と第5回も公開されてるみたいです。
テーマは「キャリアと探究」「外部連携」なので、ご関心あられる方はぜひ~
宣伝ばっかりになってきましたが、2月に宮崎県のDXのイベントに登壇します。
(仕事では初宮崎)
申し込みサイトができたみたいなので、アドレスを貼っておきますね。
https://miyazaki-dx-hs.studio.site/
さあ今年もあと半月…
体調に気をつけながら楽しんでがんばろ~






